日本の推理小説ブーム
また日本の推理小説ブームについて安プロデューサーは「日本の推理小説を中国映画にリメイクするブームが起きることは間違いないと思う。事実、1970年代から80年代にかけて日本の映画作品のいくつかが中国に与えた影響は少なくない。映画『君よ憤怒の河を渉れ』やドラマ『赤い疑惑』などの有名作品は当時、空前の大ブームとなった。その後、両国の政治経済などの原因でこのような文化交流はぐっと少なくなり、溝も深まってしまった。しかし民間での交流は途切れることなく、日本の漫画やアニメ作品はインターネットなどを通じて常に中国に伝わっていた。中国の若い観客たちはこういった二次元のものを好んで見ているため、作品そのものを鑑賞し、そういったこだわりは無いと思う。そういう背景もあり、多くのインターネット会社や映画会社が日本文化に焦点を当て、このような作品を作ろうとするのだと思う」と分析した。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年5月16日