公安部刑事捜査局によると、このプラットフォームは、アリババから技術サポートを得て開発されたという。部・省・市・県4レベルに所属する誘拐摘発担当の人民警察官計5千数人は、児童失踪に関する通報を受けると、「団円10」という携帯アプリを通じてまず報告を上げる。失踪児童の体つきや顔かたちの特徴や写真などの情報は、「公安部失踪児童情報緊急発表プラットフォーム」公式微博(ウェイボー)などのニューメディアや地図アプリ「高徳地図」などのモバイルアプリを通じて一般公開される。また、相応のルートを通じて、子供が失踪した場所周辺の人々に自動的にプッシュ型情報発信が行われる。失踪した場所を中心に、失踪から1時間以内の場合は半径100キロメートルの範囲に、失踪から2時間以内ならば半径200キロメートルの範囲に、失踪から3時間以内なら半径300キロメートルの範囲に、失踪から3時間以上経過していれば半径500キロメートルの範囲に、それぞれプッシュ型情報発信される。プラットフォームの運用に伴い、今後は、より多くのニューメディアやモバイルアプリと提携する方針だ。