地球一周飛行の飛行ルート
世界一周飛行組織が取りまとめた統計データによると、軽量型航空機による「世界一周旅行」は、世界中でこれまでに350回あまり実施されているが、中国から出発する世界一周飛行はまだ実施されていなかった。だが今回、この空白のページが埋められた。7日、5人の乗組員からなる特別フライトチームが北京を離陸し、58日間かけて約4万キロメートルを飛行する世界一周飛行に出発した。京華時報が報じた。
今回の任務を遂行するのは、5人のメンバーで構成される特別フライトチームだ。機長を務める張博氏は「世界一周飛行は、世界のあらゆるパイロットや飛行愛好者にとって究極の夢だ。今回の世界一周飛行のテーマは、『夢とともに飛行する』というもので、これは一人一人の夢であると同時に、国家の、さらには民族の飛行をめぐる夢でもある」と話した。
世界一周飛行組織は、「世界一周飛行」について、「航空機がある特定の場所を離陸して、あらゆる子午線を横切り、その同じ場所に戻って来る飛行で、同一のパイロットが全行程を飛行し、同一の航空機が全航程で使用され、総飛行距離は南北回帰線の長さを上回る」と定義している。
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