日本語の「餃子」の発音は山東省なまり!?
新井さんは中国の食べ物が大好きで、「東京時味記」の中でも、代表的な中華料理の日本での作り方をたくさん紹介している。そのうちの一つに「餃子」がある。
日本語で「餃子」は「GYOZA」と発音する。「東京時味記」の「GYOZA」の項目で、新井さんは、「20世紀中ごろに中国から日本に餃子が伝わり、その時から『GYOZA』と呼ばれている。19世紀後半から、20世紀前半にかけ山東半島に棲む中国人の遼東以北への民族移動が行われたことを背景に、中国の東北地方には、山東省出身の人が多く、日本人がよく耳にする中国語も山東省のイントネーションの中国語が多い。しかし、ほとんどの日本人はそんなことを全く知らず、『餃子』という漢字は『GYOZA』と発音するものと思ってしまった。つまり、1億3千万人の日本人が知らない間に山東省なまりの中国語を覚えてしまったのだ」と紹介している。
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