高速道路を見ると、関東の高速道路網と比べると、関西の高速道路はまだ発展途上だ。関西の経済界は高速道路網を早く整備するよう関連機関に求めている。
空輸の分野では、関西には関西国際空港、伊丹空港、神戸空港の3空港がある。現在、関西国際空港と伊丹空港はいずれも民間企業の関西エアポートが運営している。神戸空港も今年4月から民営化が実現し、運営する関西エアポート神戸は、関西エアポートの100%子会社で、3空港の一体運営を目指す。これにより、関西の空輸の効率が向上することは確実だ。
最後に、関西の経済界の中国を含むアジアの国、地域との往来が日に日に密接になっている。近年、関西のテクノロジー、技術企業を買収したり、技術提携したりする中国系企業が増加している。例えば、香港の投資会社オーラックスホールディングスが、電気自動車(EV)を手掛ける京都大発のベンチャー企業「GLM」を子会社化したほか、広州子弘集団がTED株式会社を買収し、完全子会社化した。関西経済連合会の職員によると、同連合会は、関西の企業が中国やASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国に行って交流するよう頻繁に企画しているほか、海外の企業経営者を関西の研修に招き、協力のための下地を作っているという。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年4月25日
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