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「海外における中国人学校開設が急務」在日本中国大使館・汪婉参事官 (2)

人民網日本語版 2018年07月19日09:32

陽光学校の教室の壁に設けられた故事成語学習コーナー(汪婉参事官提供)

 8年間の努力を経て在日本中国大使館の陽光学校は軌道に

0からスタートした陽光学校は次第に確かな成長を遂げていった。汪校長は程大使と共に在日本中国大使館における8年間の勤務中、その歩みの全てを見届けてきた。大使館のサポートの下、陽光学校の広くて明るい教室には綺麗な机と椅子が設置され、教育設備も次第に整っていった。汪校長と教師、学生が共に努力した結果、同校では規範化された教育制度が構築され、教育のクオリティも向上し続けている。陽光学校の本校には、定期的に北京の重点学校の優秀な教師が派遣され、授業のスピードも中国国内の学校とほぼ同じとなっている。ここ数年は中国へ帰国した学生がスムーズに入学、進学し、優秀な成績を収めているという朗報もしばしば伝わるようになっているという。こうした変化に汪校長は、「祖国の外交官の子供たちに対する関心に感謝している」と述べた。

陽光学校は、「中国人として、祖国を愛し、中国語と中国文化をしっかり学ばなければならない」という思想を子供たち一人一人の心に植え付けている。学生の愛国主義と伝統文化教育を非常に重視しており、カリキュラムや行事を計画する際も各学期に始業式と国旗掲揚を盛り込み、学生たちに国旗や国歌、国の意義をしっかりと理解できるよう配慮している。

陽光学校は、現地の教育資源と融合させることも重視しており、積極的に対外交流を実施している。例えば、大使館は日本の小中学生を招待し、中国文化を紹介している。また、陽光学校の学生も積極的に日本社会にとけこみ、各種活動に参加している。今年4月、同校の学生19人が第4回「大使杯」中国語朗読コンテストに参加し、日本各地の華僑華人の子供199人と朗読の技を競い合った。そして激戦の結果、陽光学校の学生は金賞1つ、銀賞3つ、銅賞1つを獲得した。また同校は毎年6月1日にバラエティーに富んだ「国際子供の日」行事を企画している。今年は、横浜山手中華学校と共同で運動会を開催したという。

しかし、汪校長によると、「今も課題が山積み。例えば、教師が少なく、新しい教材やテキストを手に入れるのも難しく、時間がかかる。テキストは不足している」という。


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