国家電網有限公司が建設を援助する、瑪多4.4MW貧困支援太陽光発電所が12日、正式に発電・送電を開始した。同発電所は中国で標高が最も高い貧困支援太陽光発電所となる。新華社が伝えた。
平均標高が4500メートル以上で、黄河の源に位置する青海省ゴロク・チベット族自治州瑪多県は、人類の生存環境が最も過酷な地域の一つだ。標高4290メートルに位置する同発電所の投資総額は3200万元(1元は約16.2円)で、年間発電量は680万kWhに達する見通し。発電による毎年400万元以上の収益はすべて、瑪多県の貧困者の貧困脱却に使用される。
瑪多県貧困支援開発局の岳桑傑局長は「発電所の建設は、瑪多地区の省エネ・排出削減を促進し、かつ同県の628世帯・1686人の平均収入を3000元以上増やす」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年10月15日
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