中国初の人工衛星「東方紅1号」が1970年4月24日に打ち上げられ、中国人による宇宙の神秘さの探査、宇宙の平和的な利用、人類への貢献の幕開けとなった。国務院はこのほど、2016年より毎年4月24日を「中国宇宙の日」とすることを承認した。科技日報が伝えた。
今年は中国宇宙事業開始60周年だ。中国の宇宙事業は60年に渡り、無から有へ、小から大へ、弱から強へと発展した。すでに戦略的意義を持つハイテク産業となり、「両弾一星(原子爆弾・水素爆弾・人工衛星)」、有人宇宙飛行事業、月探査プロジェクトを始めとする輝かしい成果を手にしている。宇宙技術、宇宙応用、宇宙科学の3大分野で、飛躍的な発展を実現した。中国による衛星の開発・打ち上げ能力は現在、世界の先頭集団入りしており、軌道上で安定稼働中の各種衛星は130基以上に達する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月22日