米シンクタンク・ピュー研究所は、世界の100歳以上の高齢者は2050年までに15年比7.15倍増の約370万人になると予測している。その数が最も多いのは中国で、以下、日本、米国、イタリア、インドと続く。新華社が伝えた。
同研究所の報告書によると、現在、100歳以上の高齢者が最も多いのは米国で、以下、日本、中国、インド、イタリアと続く。中国とインドがトップ5に入っているのは、人口が多いからだ。50年までに、中国の100歳以上の高齢者は、同5カ国で最も増え、1万人につき4.6人の割合になると予測されている。現在の割合の13倍に当たる。50年には、日本やイタリアの同数も9倍になり、1万人につき、それぞれ41.1人、38.3人の割合になると予測されている。米国とインドは、1万人につき9.7人、1.2人の割合になると予測されている。
同報告書は、100歳まで生きることができる人は一部であるものの、その割合は上昇しているとしている。1990年、世界の65歳以上の高齢者は、1万人につき2.9人だったものの、15年には7.4人に増加。50年には23.6人になると予測されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年4月26日