カズニック氏は人民日報の取材に「安倍政権には歴史の隠蔽、日本の若い世代のミスリードの面で大きな責任がある。安倍首相は歴史教科書検定基準を改定し、日本の侵略の歴史を改竄する企ては明々白々だ。さらに靖国神社参拝、軍事費増加などが加わり、日本を非常に危険な方向へ導きつつある」と指摘した。
また、自国の政治屋の右翼的観点に対する日本の若者の姿勢について、カズニック氏は懸念を表明。「先日の東京都知事選では、自民党の支持する候補者が若者から最も支持された。別の極右政党の候補者も若者から支持された。事実上、第2次大戦中の日本軍国主義とドイツのナチスとの同盟関係に関する討論や省察は日本ではほとんどない」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月17日