北京科技大学新材料技術研究院の田建軍准教授の「高性能量子点における励起子太陽電池材料」に関する研究が、世界エネルギー・環境学界から注目されている。田准教授は2014年度の「エニー賞(Eni Award 2014)」にノミネートされており、審査結果は2014年4月に発表される。科技日報が伝えた。
エニー賞はイタリアの石油・天然ガス大手のエニー社が2007年に設立し、卓越した先進的な国際科学研究の表彰を目的とする、エネルギー・環境研究の最も権威ある賞の一つで、国際エネルギー・環境分野の非公式なノーベル賞と称されている。これまでの63人の受賞者(欧米10カ国)のうち、3人がノーベル賞受賞者だ。中国人は現在までエニー賞を受賞していない。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月27日