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日本側の「阻止」は最終的に中日戦闘機の対峙を招く (2)

 昨日は釣魚島に対する中国側の空中巡航の始まりであり、中国側は行動を加速して、釣魚島領空の巡航を常態化させる必要がある。中国は日本側に、中国海監の航空機を軍用機で「阻止」してはならないと日本側に厳正に警告する必要がある。もし日本側がこうしたやり方を堅持するのなら、中国は行動をエスカレートさせ、戦闘機を釣魚島空域に派遣するとともに、あらゆる行動に出る権利を留保しなければならない。

 最終的に釣魚島空域で中日両国の戦闘機が互いに「阻止」する事態が生じた場合、海上船舶の相互「排除」よりもずっと緊迫したものとなる。中日の意志と力の直接対立となり、暴発の確率は最高レベルに達する。

 日本側の軍用機が今後も中国海監の航空機の「阻止」を継続した場合、両国の軍用機が対峙する日が必ず訪れるということを、日本側は明確に理解しなければならない。日本側の挑発を前に中国が尻込みすることは決してありえない。中国の庶民はそのような尻込みを認めない。中国空軍の戦闘機は必ず釣魚島へ向かい、日本の軍用機と意志を争い、甚だしくは雌雄を決する。

 釣魚島の危機は日本側が先に挑発したものであり、日本がその代償を支払わなければならない。中国側の釣魚島防衛行動はかつてなく活発化し、すでに釣魚島の海と空に新たな現実を現出させている。日本が過去の状態を回復したいと望んでも、すでに不可能だ。日本は新たな現実を受け入れる理性を持たなければならない。

 軍用機9機によって中国を脅かしたのは日本側の強がりだ。現在の日本の総合国力は、中国と軍事的に勝負を決することを許さない。米国が中国との開戦の手助けをすることもありえない。したがって、その強がりの背景には国家の衰退における不安があるのだ。この点を中国人はとっくに見抜いている。

 中国は必ずや釣魚島の領有権を断固として守る。このプロセスにおいてわれわれは、ペースを把握し、先鋭化を避け、情勢の適応性を徐々に拡大もする。だが領土主権を守るとの中国の決意は揺るがない。日本はもし自ら引っ込みどころを探り、中国側との妥協を図ることなく、無理して中国側と実力で対抗するのなら、最終的に利益も体面も負けて失うのは必至だ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年12月14日

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k.yama   2012-12-1559.143.58.*
まさに人民網の言うとおりであるが、日本の今の現状は極めて低い政治レベルにある。民主党の野田内閣、藤村官房長官他の政治への対処意識はほとんど皆無といってよい。別の言い方をすれば、何を、どうすれば中国とうまくやれるかの対処能力がない。また、日米安保で米国が本当に日本を防衛してくれると信じ込んでいる。米国は、本来戦争好きの国家であるが対中国相手の戦争に巻き込まれることは絶対にせず、むしろ日本を戒めるであろう。石原という鬼籍に入らんとする狂った老人の戯言で、日中の関係が悪化することは極めて遺憾である。暫くは中国指導部の余裕ある対応に期待したい、選挙が終わればいずれにせよまともさが要求される時期となるのは間違いない。
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