「図解:2月26日の国務院常務会議」 |
中国政府のウェブサイト「中国政府網」は26日午後10時12分、「図解:2月26日の国務院常務会議」を掲載した。注目されるのは、冒頭に李克強総理を描いた漫画があしらわれていたことだ。中国新聞網が伝えた。
漫画の李総理はスーツを着てネクタイを締め、眼鏡をかけ、口元がわずかに上向いている。漫画らしく頭部が大きいが、李総理のたたずまいを保っている。
中国政府網に李総理を描いた漫画が掲載されたのは、今月19日に千竜網が習近平国家主席を描いた漫画を掲載してからわずか1週間後のことだった。中国政府側が李総理を描いた漫画を発表したのは初めて。「図解:2月26日の国務院常務会議」は中国政府網と新華網マルチメディア製品センターの共同制作で、李総理の招集した国務院常務会議について図表で解説している。
千竜網が19日に発表したイラストニュース「習主席の時間はどこへ行った?」では、習主席を描いた漫画が掲載された。
国家行政学院の竹立家教授は以前「こうした漫画は指導者が人々に与える神秘感を打破するもので、中国社会が自信を深め、開放を拡大していることの1つの表れだ」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月28日