李克強総理がトリニダード・トバゴ首相と会談

李克強総理は25日午後、トリニダード・トバゴのビセッサー首相と人民大会堂で会談した。

　李克強総理は25日午後、トリニダード・トバゴのビセッサー首相と人民大会堂で会談した。

　李総理は「トリニダード・トバゴは英語圏カリブ諸国最大の経済国であり、中国とトリニダード・トバゴの協力には大きな将来性がある。双方が重点を際立たせ、段階的に推進し、優勢分野の協力を強化し、両国民に幸福をもたらすことを希望する。インフラ整備協力を推進し、病院など民生事業をしっかりと行ったうえで、港湾、工業パークなど大型の経営可能事業を開拓し、互恵・ウィンウィンをより良く実現したい。エネルギー協力を強化し、天然ガス直接貿易を拡大し、長期安定的な協力関係を構築し、高付加価値産品、新エネルギー産品を共同生産したい。安全保障分野の協力を拡大したい。中国政府はトリニダード・トバゴ緊急指揮センターの建設への実力ある中国企業の参加を支持する。船舶など中国製装備の品質は国際的名声を博しており、トリニダード・トバゴと関連分野の協力を展開したい。人的・文化交流を深化し、文化・衛生・スポーツ・観光協力を強化したい」と表明した。

　ビセッサー首相は「トリニダード・トバゴの経済・社会発展に対する中国の力強い援助に感謝する。中国とインフラ整備、エネルギー、観光分野の実務協力を拡大し続け、国際・地域問題での調整を強化し、カリブ、中南米諸国の対中関係深化に積極的役割を果たし、双方の共同発展を促したい」と表明した。

　会談後、両首相はエネルギー、衛生、スポーツ、航空分野の二国間協力文書の調印に立ち会った。（編集NA）

　「人民網日本語版」2014年2月26日