かつて米プロバスケットボール(NBA)で活躍した、中国全国政治協商会議(政協)委員の姚明氏は6日、北京で行われた記者会見の席上で、外国人記者から上昇傾向にある中国の肥満率に関する質問を受け、「私も人ごとではない」と答えた。現役引退後の姚氏は、どんどん体重が増えており、この問題が話題に取り上げられると、我が身を振り返り自嘲するほかなかったようだ。中国新聞網が報じた。
姚氏は、「肥満は、若者の問題だ。私の両親の世代は、今のように食生活が豊かではなかったため、肥満の問題など起こり得なかった」として、「人々は、肥満は、煙霧と同様、自分自身に危害をもたらしていることをもっと自覚しなければならない」と主張した。
また、「運動量を増やして身体を鍛えることは、肥満解消にとって極めて効果的な方法だ」という見方を示し、「肥満問題をいっそう重視し、さらなる緊迫感を持ち、タイミングを見計らって具体策を講じる必要がある。肥満も煙霧も、根本的な対策法は共通している」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月7日
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