ネットユーザーは、「グローバル企業は中国でなぜ偉そうにしているんだ?リコールも交換もしないなんて?」、「関連法の不備や空白により、外国企業は中国人消費者を蔑視している」、「多くの外国企業は法律の抜け穴を通っており、世界的なリコールで中国が対象外になることが多い。これらの企業は法制度の整った国では、大人しく唯々諾々としている」と追及した。
◆制度面の改善が必要
あるネットユーザーは、「国内にはリコール制度の土壌がなく、リコールを実施しなくても外国企業にはそれほど大きな利益の損失が生じない。海外企業が中国で生産する製品の品質基準は、各国で生産される製品の基準と異なっていても構わないのだから、リコールならばなおさらだ」と指摘した。
多くのネットユーザーは、中国のリコール制度と品質基準の制定は、先進国に大きく後れを取っており、対象範囲が不明で基準が詳細でないといった問題があり、この不備を補う必要があると考えている。
あるネットユーザーは、「品質基準の制定は国際社会に大きく遅れを取っている。市場は世界と足並みを揃えているが、品質基準やリコール制度の足並みは揃っていない。これは海外企業にリコール拒否、責任回避の口実を提供している。制度の改善と法律の修訂は、紛れもなく当面の急務だ」と呼びかけた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月18日