2014年2月13日  
 

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モバイル決済の微信支付が王府井百貨と提携、O2O事業の試験範囲を拡大

 2014年02月12日14:57
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 チャットアプリ「微信」の提供するモバイル決済サービス「微信支付」が、北京のショッピングスポット・王府井に登場する。王府井百貨は10日に発表した公告の中で、微信を運営するテンセントと戦略的提携枠組みの合意書に署名し、双方が戦略的パートナーシップを結んだことを発表した。同公告によると、北京市百貨大楼で2月14日より「微信ショッピング」サービスを試験的に開始するという。新京報が伝えた。

 これを受けて、王府井百貨の株価は10日に18.41元の終値をつけ、ストップ高となった。

 ◆微信だけでショッピングが可能に

 王府井百貨の公告によると、双方は微信公衆プラットフォームの機能、微信支付のサービスを巡り具体的な提携を進めていく。テンセントは優位を占める事業と成熟した資源を開放し、かつ市場資源、ビジネス開拓、データ共有・分析、技術運営などの面で、全面的なサービス体制の構築に協力する。

 王府井百貨とテンセントが共同推進する「微信ショッピング」は2月14日、旗艦店・北京市百貨大楼で試験的にサービス提供を開始し、その後も新たな提携プロジェクトを推進していく。

 王府井百貨は公告の中で、2月14日の「微信ショッピング」の具体的な活動内容について明かさなかった。

 王府井百貨のEC事業の担当者は昨日本紙に対して、「当社と微信の提携は、2月14日に北京市百貨大楼で試験的に開始される。3月には新たな提携プロジェクトを発表し、かつこれらのプロジェクトをグループ内の30数店舗でも展開していく」と語った。

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