村山富市元首相は27日、「村山談話」は日本が国際社会に示した約束事のようなもので、否認はできない、と述べた。
村山元首相は同日、日本記者クラブで行われた記者会見で、1995年の「村山談話」発表以来、自民党、民主党の各政権を含めて、歴代日本政府はいずれも「村山談話」の継承を明確に示しており、ある程度、日本の国際社会に対する約束事となっており、否認すべきでなく、また否認することはできない、と強調した。
現在、日本の政界に歴史を否定する一連の発言がみられることに対し、村山元首相は、日本が極東軍事裁判でA級戦犯に対する判決を受け入れた当時、それにより国際社会に復帰した。これも日本の示した国際的な約束事であり、この約束を無視・違反するのは日本の国家利益にとって利点はまったくない、と指摘した。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年2月28日