パートナーとのコミュニケーション方法に関する調査によると、相手と連絡がつかなくなると、「気が気ではなくなる」人は全体の9割を上回った。また、女性の8割以上は、「恋人の居場所を確認したい」と、相手の「現在位置特定」を希望していることが明らかになった。中国新聞網が伝えた。
この「恋愛結婚観報告」は、中国最大の婚活サイト「世紀佳縁」が、めでたく交際をスタートした約2万人のユーザーに対してオンラインで実施したアンケート調査の結果を取りまとめたもので、1万4973件の有効回答が回収された。調査の内容は、カップルのコミュニケーションの方法および頻度で、「相手の居場所確認」という微妙な問題も取り上げられた。
報告によると、「毎日1度は必ず連絡を取り合っている」と答えたカップルは全体の8割に達し、このうち「毎日5回以上連絡を取り合う」は11%を占めた。コミュニケーションの方法として、最も多かったのは、「長電話(45%)」で、続いて「微信(スマホ向けチャットアプリ)」がQQやショートメッセージを上回り、第2位(26%)につけた。「愛情表現」に関しては、男性が女性よりやや積極的だった。「『愛している』と恋人に言うことはほぼ皆無」と答えた女性は50%に上ったが、「愛している」と恋人に頻繁に言っている男性は39%を占めた。
「愛し合っている相手と突然連絡が取れなくなったら?」という質問に対し、9割以上のカップルが、「気が気ではなくなる」と答えた。女性より男性の方が、心配する人の割合がやや高く、69%を占めた。面白いことに「パートナーの現在地情報を知りたい」とした女性は8割に達し、「パートナーに自分の現在地を把握しておいてほしい」と望む女性も75%を占めた。
「恋人同士にとって『愛の証』となる品物が欲しいかどうか」という問いに対し、回答者の91%は、「ペアアクセサリーが欲しい」と答えた。このうち、「過去にペアアクセサリーを買ったことがある」人は43%に達した。
恋愛結婚問題の専門家である張佳芮氏は、「パートナーの現在地確認」について、次のような見方を示した。
恋人の「居場所を確認したい」という女性の願望は、高まる一方だ。男性側が自分の現在地を自らパートナーに知らせることで、自分の好感度がアップすることは間違いない。だが、「居場所確認」も度が過ぎると、逆に大きな信用失墜になりかねず、男性は、「自分は信用できない人間だと思われている」と感じるだろう。従って、「居場所確認」をする際には、そのやり方に細心の注意を払う必要がある。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年6月13日