養殖中のCoreius guichenoti |
三峡集団公司カラチョウザメ研究所は6月10日、四川省宜賓市向家バ稀少魚類養殖・放流ステーションで記者会見を開き、長江特有の魚類、コイ科のCoreius guichenotiの養殖に成功したことを発表した。中国科学報が伝えた。
Coreius guichenotiは長江上流の稀少魚類保護区の指標種で、その人工繁殖技術は保護の重要な技術的難題とされてきた。同研究所の科学者は今年5月より、養殖中のCoreius guichenotiの繁殖に2回成功した。5500個の受精卵から4000匹余りの稚魚が誕生し、現在すでに餌を食べられるようになっている。産卵後の親魚は回復処理により、全て生き延びることができた。2回連続の成功は、同研究所が重要技術を把握したことを意味する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月13日