ハルビン工業大学が1日に発表した情報によると、トムソン・ロイターが発表した世界で最も影響力のある科学者ランキング(2014年版)に、同大学の航天学院教授の高会軍氏が17位で入選し、中国人としては唯一の快挙となった。中国新聞社が伝えた。
トムソン・ロイターの計量書誌学専門家は、世界の学者の学術的な活動を総合的に評価し、近年多く引用されている人気論文を参考にし、世界で最も影響力を持つ17人の科学者を選出した。入選者の研究は、最も影響力と価値のある研究として科学界に承認される。高氏はネットワーク制御やフィルタリングなどの分野における卓越した貢献、15本のハイレベルな論文により同ランキングに入選した。
高氏以外に選ばれた16人はいずれも、マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学、スタンフォード大学など世界トップクラスの大学や研究機関の科学者で、うちゲノミクス研究者が12人、材料科学者が3人、心臓病研究者が1人。高氏はコンピュータ・工学分野から唯一選出された。
高氏は中国教育部(省)の「長江学者奨励計画」客員教授、国家傑出青年科学基金の受給者で、陳嘉庚青年科学賞、IEEE(米国電気電子学会)のJ.DavidIrwin青年事業賞を受賞。2013年にはネットワーク制御分野における重要な貢献により、IEEEの会員に選出された。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月2日