1千万香港ドル(約1億3140万円)以上の資金を投入して建設された香港初の大型3D美術館(トリックアート美術館)が7日、正式にオープンする。香港紙・文匯報が伝えた。
尖沙咀(チムサーチョイ)に建設されたトリックアート美術館「香港3D奇幻世界」は、敷地面積が1万平方フィート(約930平方メートル)を上回る。地元香港のテイストがふんだんに盛り込まれており、「現代香港」ゾーンでは、「中国銀行タワーをよじ登る」「青馬橋を渡る」などのコーナーがある。また、「香港再現」ゾーンでは、長洲島饅頭祭のメインイベント「搶包山比賽(饅頭争奪レース)」やクイーンズピア(皇后碼頭)が再現された。さらに、館内には、「3D体験コーナー」が設けられ、来場者は様々な「3D空間」を体験することができる。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年7月3日