吉林省公文書館がこのほど発表した郵便検閲書類に関する最新の研究成果により、日本軍の中国侵略の犯罪行為に再び動かしがたい証拠が突きつけられた。今回発表された郵便検閲書類は合計450件で、1937年から1945年までのものであり、日本軍の焼き討ちや殺人、略奪、暴行の罪状や日本軍が実施した戦略爆撃の罪状、日本軍が白ロシアを利用して極東侵略を図った罪状、日本軍の秘密軍事プロジェクト、強制労働者の罪状、日本軍の行なった化学戦、細菌戦の罪状、日本が行なった詐称に満ちた移民政策の罪状、日本当局の経済統制の罪状、厭戦的で死を恐れる日本の軍人の罪状など様々な罪状を証明するものだ。全て日本語で書かれ、日本の中国侵略時期の各地の日本軍憲兵隊が作成したものだ。
郵便検閲書類は吉林省公文書館が所蔵する日本・関東憲兵隊の書類の重要な一部で、日本が中国を侵略した時期に各地の憲兵隊が日本の軍人や軍隊関係者、日本の民衆、植民地、占領地区の軍事的・政治的要人、外国人の書簡や電報、電話、出版物に対して秘密裏に行なった検査で、日本軍の暴行や戦争の実態が反映され、日本軍の統治を危うくする内容のものを削除、差し押さえ、焼却、一部を塗りつぶす、そのまま発送するといった方法で処理し、また摘要を月報や週報にまとめた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月7日