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「北京大気条例」 施行以来最高の罰金額

人民網日本語版 2014年07月08日13:42

北京市環境保護局は7日、北京バブコック・アンド・ウィルコックス有限公司(略称:B&WBC)に対し、罰金60万元(約984万円)を科す旨の行政処分決定通知書を送付した。これは、「北京市大気汚染防止条例(略称:大気条例)」に基づき、大気汚染対策の分野で、「違法行為を2回繰り返せば、2倍の処罰を科す」というルールが初めて適用されたケースとなった。また、今回の罰金額は、「大気条例」の施行が始まって以来の最高額となった。人民日報が報じた。

B&WBC工場敷地内の広い範囲で、製造工程の一環として屋外での塗装作業が行われ、揮発性有機化合物(VOC)が大量に大気中に排出された。市環境保護局は今年5月、この汚染物排出行為が「大気条例」に違反するとして、同社に対して30万元(約492万円)の罰金を科した。また、6月1日までに違反行為を改めるよう同社に命じた。

同局法律執行担当者は6月3日、B&WBC工場で再調査を実施したところ、汚染物排出の原因となった屋外での塗装作業がまだ続けられていることが判明した。法律執行担当者は、すぐさま現場検証を行い、その場で違法行為を即刻停止するよう命じ、立案・調査に乗り出した。「大気条例」では、「2倍の処罰に科す場合は、上限を定めない」という原則が定められている。この原則に基づき、1回目の処罰で改められなかった違法行為に対し、2回目の処罰を科し、罰金額は2倍となった。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年7月8日

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