ここ半年の間に、中国の国民的俳優・張国立(チャン・グオリー)の息子で、俳優の張黙(チャン・モー)をはじめ、人気歌手・李代沫(リー・ダイモー)や俳優の張元(チャン・ユアン)、寧財神(ニン・ツァイシェン)、張耀揚(ロイ・チョン)、何盛東(ハー・チェンドン)、高虎(ガオ・フー)、柯震東(コー・チェントン)、成龍(ジャッキー・チェン)の息子で俳優の房祖名(ジェイシー・チャン)など、中国の芸能人9人が相次いで麻薬使用で逮捕。社会各界に激震が走っている。そんな中、中国メディア数十社の記者が19日、芸能人に対して「家族を大切にし、麻薬から離れるように呼び掛ける」よう、社会各界に呼び掛けた。また、少なくとも1年間は、逮捕された芸能人が出演している作品の宣伝を行わないとした。半島晨報が報じた。
今月18日、柯震東や房祖名が麻薬使用容疑で逮捕されたニュースが流れたのを受け、中国の大手メディアの記者数十人が微信(ウィーチャット)を通して意見交換。「残念」との声のほか、怒りの声も寄せられた。また、芸能人の麻薬使用が後を絶たず、社会に悪影響を及ぼしているため、「さらに多くの人に麻薬撲滅キャンペーンに参加してほしい」と呼び掛ける声や、同日のニュースの中で、「逮捕された芸能人を二度と起用しないように」と訴える声もあった。19日には、記者達は共同で、「麻薬撲滅の提案」を共同で作成し、メディアの麻薬使用に対する見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年8月20日