人民網と中国資産管理50人フォーラムが共催する「中国資産管理50人フォーラム第1回上海サミット」が、23日に上海市で開かれた。同サミットは「資産管理市場の開放と変革」をテーマとし、中国の資産管理の変革や発展などの問題について議論した。人民日報が伝えた。
中国国務院参事の夏斌援氏は国家統計局のデータを引用し、「投資可能資産が600万元(約1兆円)以上に達する中国の高所得家庭は、2012年に174万世帯に達し、年間平均30万世帯増となっている。中国の経済力の強化と金融改革の深化に伴い、資産管理の需要が生まれた。これにより、金融商品の供給方法と供給内容がより革新的かつ豊富になったほか、住民の資産管理の需要を満たし、資本市場の発展と国内経済のモデルチェンジ・アップグレードに深い影響を及ぼした」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月25日