上海浦東新区の商務委員会などは28日、同区の経済発展を報告する「浦東平台経済発展白書」を発表。同地区では産業クラスターが構築されており、取引の規模が上海の半分を占めた。うち、第三者決済サービスのプラットホームの取引は、中国全土の60%を占めた。人民日報が報じた。
同区の経済は、業界で影響力を持つリーディング企業に牽引され、▽大口商品の取引プラットホーム▽インターネット金融サービス▽文化教育・健康生活のプラットホーム▽ネットショッピングのプラットホーム---の4大産業クラスターを形成している。どのクラスターも、営業収入が100億元(約1650億円)規模に達し、取引の規模は1000億-1兆元(約1兆6500億-16兆5000億円)に達している。
同区の簡大年・副区長は、「今後数年の間に、当区は、営業収入が100億元を超えるリーディング企業を育て、取引規模を1000億元、1兆元、10兆元レベルに引き上げたい。そして、発展環境が最適化された経済のインキュベーター基地、モデル産業基地を構築したい」との方針を示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年8月29日