最新の「新華―浦発長江デルタ小型・零細企業景気指数報告書(2014年上半期)」が14日に発表された。上半期の長江デルタ小型・零細企業総合景気指数は105.48で、「やや好調」の中間に位置し、2013年の110.88の「好調」を下回った。これは小型・零細企業の景気の悪化、経営面の圧力の拡大を示している。経済日報が伝えた。
同報告書によると、長江デルタ小型・零細企業の2014年上半期の経済運営の実情は、全体的に「慎重ながらも楽観」と判断された。1800社の小型・零細企業の経営者・管理者のうち、51.2%が「普通」、35.6%が「楽観的」、13.2%が「楽観的でない」と回答した。下半期の経済運営に対する全体的な判断も「慎重ながらも楽観」となり、43.4%が「普通」、40.5%が「楽観的」、16.1%が「楽観的でない」と回答した。
浦発銀行の姜明生副頭取は、「中国民間経済・ミクロ経済が最も発達し、最も活況を呈している地域である長江デルタは、往々にして経済のバロメータとしての力を発揮する。近年のマクロ経済の成長率低下、小型・零細企業のリスク拡大を背景とし、長江デルタの全国小型・零細企業・全国経済に対する先導性・先見性が強まり、重大な意義を持つようになっている」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月15日