中国税関総署が14日に発表した情報によると、長江経済ベルトの51の税関特殊監督管理エリアにおける、上海自由貿易試験区税関監督管理革新制度の複製・普及を、8月18日より開始することになった。9月3日より全国の税関特殊監督管理エリアでの複製・普及を開始し、9月18日より税関特殊監督管理エリア以外の地区での複製・普及を開始する。人民日報が伝えた。
上海税関は上半期、中国税関総署から許可を得て、複製・普及可能な「集中一括納税」、「保税商品展示取引」、「事後の通関申告」など14種の制度を対外的に発表した。上海税関はこのほど5種の企業管理面の革新的な制度を発表し、「行政のスリム化・集約化、通関の利便化、安全・高効率」という制度面の革新的な経験を積み重ね、改革のボーナスを引き出し始めた。統計データによると、上海自由貿易試験区に新たに登録された企業数は、1~6月に前年同期比10.1倍となり、企業の物流コストが10%削減された。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月15日