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日本の新エネルギー車事情 電動車が普及段階へ (2)

中国メディアが見る日本

人民網日本語版 2014年09月18日10:12

▽燃料電池車が今後の期待に

電動自動車の技術は現在、ディーゼル・ガソリン自動車と比べるとまだ遅れが目立つ。第一に、充電が便利でなく、待ち時間が長い。第二に、連続走行能力に限りがあるため市内交通向けで、長距離走行には適していない。電動自動車の発展は予測を下回っている。

トヨタ本社の技術開発部の人員は10年前のある取材で意外なことを話していた。「電動自動車は、本当の意味での無汚染・無公害の自動車ではなく、過渡的な製品となる可能性がある。電動自動車は充電が必要だが、発電は汚染と温室ガスを伴う。電池の廃棄する際にも安全で信頼できる処理をしなければ、環境汚染の原因となる。私たちが期待しているのは、現在開発中の燃料電池車だ。これなら少量の水を排出するだけで、ほかの汚染物質をほとんど排出しない。最もクリーンな次世代車と言える」

トヨタは6月、十数年の研究と改善を経た燃料電池車をまず日本市場で12月に発売することを明らかにした。この燃料電池車は昨年11月の東京モーターショーでコンセプトカーとして発表されたもので、所要時間3分前後で水素を加えるだけで700km以上の走行が可能となる。まずは東京と名古屋、大阪、福岡の4大都市圏での販売が予定されている。

燃料電池車は世界で最もクリーンで環境型の次世代車とされるため、世界の大型自動車メーカーのほとんどが開発合戦に参入している。本田と日産も来年と2017年にそれぞれ燃料電池車を打ち出すことを発表している。次世代クリーン自動車は推進と普及の段階に入り、電動自動車の強力なライバルとなっている。

専門家によると、本来の意味でのクリーン・環境保護自動車と言える燃料電池自動車は、エネルギー不足の緩和と環境安全の維持に重要な貢献を果たすもので、電動自動車を超える潜在力を持っている。(編集MA)

「人民網日本語版」2014年9月18日


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