王毅外交部長(外相)は国連安保理のテロ対策首脳級会合で「テロの脅威に対しては、各国が共同で対処することが唯一の選択肢だ」と指摘した。
王部長は「中国はあらゆる形式のテロに一貫して断固反対しており、国際的な対テロ協力に引き続き揺るぎなく参加していく。中国は国連安保理のテロ対策首脳級会合を支持し、本日採択した決議を支持する。この決議は国際社会共通の意志を体現しており、全面的で的確に、バランス良く遂行されるべきだ。正義と団結を前にテロに身を隠す場はなく、われわれは必ずや完全に打ち勝つことができる」と強調。
「中東諸国はテロとの戦いの最前線にあり、団結・協力し、異なる見解を排除することが極めて重要だ。中国は断固として地域諸国の対テロ努力を支持し、イラクの対テロ能力強化を支持する。情報交流、人員育成面で各方面との協力を強化したい。中国はクルド地区を含めイラクに緊急人道支援を行う」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月25日