華春瑩報道官 |
中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で「一部の国はいわゆる『民主』『人権』の旗印を掲げて、イリハム・トフティ事件についてとやかく言い、あれこれ批判している。これは中国の内政と司法主権に対する粗暴で不当な干渉だ。中国はこれに強い不満と断固たる反対を表明する」と述べた。
――米国務省は中国側がイリハム・トフティ氏に無期懲役の判決を言い渡したことを強く非難した。中国側はこれにどう応じるか。
イリハム・トフティの犯罪については事実がはっきりしており、確実な証拠がある。事件の内容はすでに対外公表されている。中国の司法機関は中国刑法に基づき、国家分裂罪で無期懲役の判決を言い渡した。事件の審理過程は中国の法律に厳格に従い、イリハムの各権利は法にのっとり十分に保障された。
一部の国はいわゆる「民主主義」「人権」の旗印を掲げて、イリハム・トフティ事件についてとやかく言い、あれこれ批判し、さらにはイリハムの「釈放」という不当な要求までしている。これは中国の内政と司法主権に対する粗暴で不当な干渉だ。中国はこれに強い不満と断固たる反対を表明する。すでに関係国に厳正な申し入れを行った。ただちに「ダブルスタンダード」を止め、中国の内政に干渉する誤ったやり方を止めるよう関係国に促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月25日