中国共産党中央紀律検査委員会はこのほど、海南省の元副省長(海南省党委員会元常務委員)の譚力に重大な規律違反の問題があるとして立件調査を行った。
調査の結果によると、譚力は▽職務上の便宜を利用して他人の利益を図り、巨額の賄賂を受け取った。▽中央政府の8項目の規定の精神に大きく違反して、高額の消費や娯楽をたびたび行った。▽不倫行為があった。譚力のこうした行為は重大な規律違反であり、このうち賄賂の問題は刑法上の犯罪行為にあたる。「中国共産党規律処分条例」などの関連規定に基づき、中央紀律検査委員会の審議を経て、中国共産党中央委員会の承認を受けて、譚力に党籍剥奪の処分を下すことが決定した。監察部は国務院に報告して譚力の公務員資格取り消し処分の承認を求めた。また容疑と証拠は司法機関に送られ、法律に基づいて処理されることになった。
最高人民検察院はこのほど審査を経て、海南省の元副省長(海南省党委員会元常務委員)の譚力に収賄容疑があるとして法律に基づいて立件調査を開始し、強制措置を取った。調査は現在進行中だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月1日