円安が進んで、日本観光ツアーの価格が下がり、国慶節(建国記念日、10月1日)の大型連休に日本を訪れる観光客が大幅に増加する可能性がある。日本の共同通信社が紹介した中国人観光客の観光業務を専門に扱う日本の旅行会社の分析によると、国慶節連休を含む10月には、中国人の観光客が前年比50%増加する見込で、その重要な原因は円安だ。今月28日現在、人民元の対日本円レートは1元=17.8円で、前年同期の15~16円より大幅の円安となる。日本の旅行機関の分析によると、中国人観光客が増加したもう一つの要因として、日本で10月1日から新しい免税制度が施行されることがある。この新政策では、もともと家電製品と衣料品に限られていた免税の対象範囲を、化粧品や食品といった一般の消耗品にまで拡大する。今年日本を訪れた中国人観光客の数は過去最高を更新し、通年ではのべ200万人に迫ることが予想される。「新華網」が伝えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年9月29日