2014年9月30日  
 

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中国は10年以内に世界最大の航空市場になる

【中日対訳】

人民網日本語版 2014年09月30日10:56

エアバス社がこのほど発表した世界航空市場予測によると、今後20年間(2014~33年)に世界の航空旅客輸送量の年平均増加率は4.7%に達し、旅客機(座席数100席以上)と貨物機合わせて3万1400機が新たに必要となり、価格にして総額4兆6千億ドル(約503兆1020億円)に相当するという。現在、世界の稼働中の旅客機・貨物機は1万8500機に上り、33年には3万7500機に達するとみられ、約1万9千機の需要がある。燃油効率の低い旅客機・貨物機約1万2400機がまもなく現役を退き、新しい機体に代わることも予想される。また今後10年以内に、中国の国内航空市場は世界最大の航空市場に成長する見込だ。人民網が伝えた。

報告によると、アジア、中南米、アフリカ、中東などの新興市場の経済成長ペースが発達した地域を追い抜き、33年にはアジア地域の中産階級が現在の4倍になり、世界では中産階級の割合が33%から63%に増加するという。都市化の進展と富の集中により、世界では超大型規模の航空都市の数が倍増して、91カ所に増えるとみられる。

エアバスのジョン・リーヒ最高商務・顧客担当責任者は、「航空産業は急速に成長しており、私たちの最新の予測でも目下の長期的な成長の勢いが認められる。北米や欧州のような成熟した航空エリアが持続的に成長するとともに、アジアの成長がより注目を集める見込だ。今後10年以内に、中国の国内航空市場は世界最大の市場になることが予想される」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年9月30日

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