シートベルトの着用違反がこのほど、交通管理部門の日常的な重点取締りの対象に組み込まれた。シートベルト未着用の場合、運転者には50元(約870円)、同乗者には20元(約350円)の罰金がそれぞれ科されることになる。新京報が伝えた。
交通管理局の李少明副局長は、「シートベルトの着用により、交通事故の死亡率を大幅に引き下げることができる。抜取調査によると、北京市のドライバーのうち、自発的にシートベルトを着用すると答えた人の割合は20%以下だ。ここ3年、北京では毎年約400人のドライバーが交通事故で亡くなっている」と指摘した。
関連の法律・法規によると、シートベルト未着用の場合、運転者に50元の罰金が科されるほか、高速道路や都市快速道路で未着用の場合はさらに2点の減点となる。