江西省カン州市鉱山資源管理局が2日発表した情報によると、カン州市章貢区の建設現場からこのほど、恐竜の骨格の化石が見つかった。初歩的な判断によると、これは今から6600万年前の白亜紀に生息していた、オヴィラプトルの化石だ。オヴィラプトルは凶暴な肉食恐竜だが、その年齢や科学研究の価値など詳細な情報については、今後の鑑定結果を待つ必要がある。中国新聞社が伝えた。
測量の結果によると、この化石の体長は約90センチ、高さは約70センチだった。化石全体は保護と鑑定のため、カン州市鉱産資源管理局に送られた。
カン南地区は江西省で恐竜と卵の化石が最も多く出土している地区だ。2011年にはカン州市の建設現場から恐竜の化石が発見され、草食恐竜と判断された。2012年にはカン州市で2頭の恐竜の骨格の化石が発見され、長い鼻を持つことから「ピノキオ・レックス」と名付けられた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月4日