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世界最古のシデムシの化石が発見、幼虫を育てていた証拠も

人民網日本語版 2014年09月17日14:46

中国人科学者は15日、新たに発見したシデムシの昆虫の化石を分析したところ、シデムシが1億年前に幼虫のために食料を蓄え、幼虫を保護し食料を与えていたことが明らかになったと発表した。これは動物が次の世代を養育したことを証明する、最古の化石となっている。新華社が伝えた。

シデムシは動物の死体を食べる甲虫で、環境の浄化や土壌の改良などに適している。中国科学院南京地質古生物研究所の黄迪穎氏が率いる研究チームが、米国科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した報告書によると、同チームは内モンゴル虎溝生物群から、37個のシデムシの化石を発見し、今から約1億2500万年前の遼西熱河生物群から、5個のシデムシの化石を発見した。また、今から約1億年前のミャンマー産琥珀の中から、6匹のシデムシを発見した。これまで発見されていたシデムシの化石は、米国の今から約3500万年前の化石のみだった。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年9月17日

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