報告会議で涙を流す執刀医・鄭暁菊主任
もう1つの真相「7時間の手術で足切断回避」
鄭主任は取材に対して、「もう1枚の画像は、最後の手術のうち、足の手術。7時間かけて足の切断を免れた」と説明した。
鄭主任によると、これは難しい手術で、午前10時から午後5時までの7時間、参加した医師らは飲まず食わずで働いたという。「最終的に、患者の左足を切断せずにすんだ。みんなとてもうれしくなり、手術の成功を祝って記念写真を撮った。10年使ったオペ室での最後の手術でもあったし」と鄭主任。
この画像に、これらの説明が加えられていたなら、ネットユーザーらも、命を救うために懸命に努力し、その成功に盛り上がる医師らの気持ちに理解と同情を示し、誤解を生んで、医師と患者の信頼関係に大きなヒビが入ることもなかったのではないだろうか。