■シーン5:会談の合間の李総理
場景:一国の指導者が16カ国の指導者とそれぞれ会談するとは、どういうペースなのか?これはセルビアで第3回中国・中東欧首脳会議に出席した際、李総理が実際に直面した状況だ。合間の5分間に休憩を取れるだろうって?実際はできないのだ。李総理は会談を終えて外国首脳を見送り慌ただしく席に戻るや、随行する各大臣に取り巻かれ話し合いをしていた。李総理は始めから終わりまで水を口にする暇さえなかった。
論評:こうした息つく間もない日程は、第18回党大会以来の習主席と李総理の17回の外遊において一貫している。また、まさにこうした過密の日程によって、今年は中国外交にとって名実ともに実り多い年となったのだ。