2015年6月3日  
 

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<企画>「単独二孩」政策実施から1年過ぎ 今の現状は? (2)

人民網日本語版 2015年04月20日15:12

◆80後90後の半数が「2人目はいらない」

中国青年報社会調査センターは2014年、全国の住民2052人を対象とした調査を行った。

「80後(1980年代生まれ)」と「90後(1990年代生まれ)」の調査対象者のうち、「子供はいらない」あるいは「こどもは一人で十分」、すなわち「2人目はいらない」と答えた人の割合は56.8%と、回答者全体の割合(47.3%)よりずっと高かったことだ。>>

◆1人目が2人目の子供出産猛抗議

2015年1月19日,江蘇省徐州市の13歳の少女が、リストカットによる自殺未遂などで、母親の肖さん(44)を脅し、13週目のお腹の赤ちゃんを中絶させたというニュースが話題になった。また、同月29日には、河南省のあるネットユーザーが、「一番好きなのは永遠にあなた」という「保証書」を8歳の子供に書き、同意を得てから2人目の子供を産むというニュースがネット上で話題になった。

ある小学生720人を対象にした、「2人目の子供」に関する調査では、22%に当たる158人が「2人目ができてから、両親が前ほど自分によくしてくれなくなった」と感じていた。現代の子供は、弟や妹ができることを特に嫌がっているようだ。>>

◆「単独二孩」政策で女性は就職難

「単独二孩」政策実施後、一部の女性は産休を2度取らなければならず、企業にとっては女性を雇うと余分なコストが必要になるため、男性を優先して採用する企業も増加している。また、「2人目出産」が就職活動をしている女性のネックになっているほか、職場でバリバリ働いていた女性も「2人目を産む」か「昇進を目指す」かの選択を迫られ、困惑している。>>


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