日本人も買わない福島産の食品
メディアの報道によると、今年3月下旬、台湾で、輸入を禁じている福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県で生産された食品が、ラベルの表示を変えて販売されていたことが明るみになった。その問題を受け、台湾は今月15日から日本からの食品輸入を全て停止した。
日本政府は、被災地産の食品が安全であることを宣伝しているものの、筆者は普段の生活で、日本の多くの一般市民は福島周辺で生産された農産品の購入を避けていると感じる。農産物に基準値を超える放射性物質が必ず含まれているというわけではないが、日本人でさえ疑いの目で見ている物を、クリーンなイメージを付けて、海外に輸出するというのは、被災地復興にとって、本当にプラスとなるのだろうか?(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月25日