国家国防科技工業局が発表した情報によると、7月8日に開幕したロシア国際革新工業展で、中国の核工業、宇宙、航空、船舶などの軍需企業6社が登場し、重要な革新の成果と国際市場の高い将来性を持つさまざまな製品を展示した。科技日報が伝えた。
中国宇宙展示ブースでは、中国の月探査プロジェクト、高分解能地球観測システムなどの、国家重大科学技術プロジェクトが紹介された。中国航天科技集団公司は長征5号などのロケットの模型、東方紅4号、海洋衛星、環境衛星、高分解能衛星などの通信・リモートセンシング衛星の模型、月探査機「嫦娥3号」の着陸機および月面ローバーの模型によって、同社の宇宙事業のインフラ、衛星通信、リモートセンシングの応用、測位技術の応用、月探査などのハイテク技術の成果を展示した。中国核工業集団公司は中国の核安全観、核工業の革新・開発力、中露の核産業の共同プロジェクトを重点的に展示し、華竜1号を始めとする第3世代原子炉を強くPRした。中国航空工業集団公司は新舟60、運−12、スマート巡回・点検ロボット、全自動袋詰飲料品包装機械などを展示した。深海石油掘削プラットフォーム「海洋石油981」、極地型大型甲板輸送船、各種LNGタンカーが、中船工業集団公司の展示ブースに登場した。中船重工集団公司は有人深海潜水艇「蛟竜号」、深海掘削プラットフォーム、ロシア向けに建造した32万トン級超大型原油タンカーを重点的に展示した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月10日