モデルチェンジ(3)製品のエコシステムを構築
大沢氏は取材に対し、「パナソニックの傘下にはパナソニック電工、パナホームなどの企業がある。これまでの単純な電化製品生産・販売企業から、消費者に様々な生活のソリューションを提供する企業に転換したことで、製品を有機的にPRできるようになった」と語る。
東京から50キロほど離れた神奈川県藤沢市では、パナソニックとその他十数社の企業が共同で「Fujisawaサスティナブル・ スマートタウン(Fujisawa SST)」を建設。そのうち、エネルギー、照明、家電、換気システム、監視・コントロールシステム、キッチンソリューションなどをパナソニックが提供する。陳言氏は、「スマートタウンの大規模なプロジェクトを通じて、企業は産業チェーンを効果的に統合し、統一的にマーケティングを行い、パッケージにして売り出せば、企業のモデルチェンジをスムーズに行うことができる」と指摘する。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年7月21日