【歴史問題には恣意的に解釈する余地はない】
■安倍首相、侵略戦争についてポツダム宣言の認識を明確に認めることを拒絶
日本の安倍晋三首相は20日、国会の党首討論で、日本の侵略戦争についてのポツダム宣言の認識を認めることを拒んだ。安倍氏はポツダム宣言をつまびらかに読んでいないため「論評できない」と公言した。>>>詳細へ
■ポツダム宣言のさらなる重要性
安倍氏は侵略戦争と認めることは避けたが、それでも日本が当初ポツダム宣言を受諾したことは認めた。
ポツダム宣言のさらなる重要性は、日本による侵略発動の性質を改めて確認したことにある。第6項は「無責任ナル(日本)軍国主義」を「世界ヨリ駆逐」するとし、「日本国国民ヲ欺瞞シ之ヲシテ世界征服ノ挙ニ出ツルノ過誤ヲ犯サシメタル者ノ権力及勢力ハ永久ニ除去」するとした。>>>詳細へ
■侵略戦争と認めることは日本が越えなければならない関門
安倍氏は侵略戦争と認めることを避けたうえ、おわびするのを拒絶したことで、日本の平和的発展の国益をすでに深刻に損なった。
日本の侵略戦争敗北70周年にあたる今年、日本右翼は蠢動し、歴史への挑戦を企て、白黒を逆さまにしている。歴史を直視できるか否か、勇気をもって侵略を認めるか否かは、今年日本が直面している関門だ。安倍政権がどちらの道を選ぶか、世界は見守っている。>>>詳細へ
(編集LX)
「人民網日本語版」2015年7月24日