2015年8月5日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>政治

<企画>ポツダム宣言発表70周年 宣言の精神を堅持する意義は? (3)

人民網日本語版 2015年07月24日16:56

【歴史問題には恣意的に解釈する余地はない】

■安倍首相、侵略戦争についてポツダム宣言の認識を明確に認めることを拒絶

 日本の安倍晋三首相は20日、国会の党首討論で、日本の侵略戦争についてのポツダム宣言の認識を認めることを拒んだ。安倍氏はポツダム宣言をつまびらかに読んでいないため「論評できない」と公言した。>>>詳細へ

■ポツダム宣言のさらなる重要性

 安倍氏は侵略戦争と認めることは避けたが、それでも日本が当初ポツダム宣言を受諾したことは認めた。

 ポツダム宣言のさらなる重要性は、日本による侵略発動の性質を改めて確認したことにある。第6項は「無責任ナル(日本)軍国主義」を「世界ヨリ駆逐」するとし、「日本国国民ヲ欺瞞シ之ヲシテ世界征服ノ挙ニ出ツルノ過誤ヲ犯サシメタル者ノ権力及勢力ハ永久ニ除去」するとした。>>>詳細へ

■侵略戦争と認めることは日本が越えなければならない関門

 安倍氏は侵略戦争と認めることを避けたうえ、おわびするのを拒絶したことで、日本の平和的発展の国益をすでに深刻に損なった。

 日本の侵略戦争敗北70周年にあたる今年、日本右翼は蠢動し、歴史への挑戦を企て、白黒を逆さまにしている。歴史を直視できるか否か、勇気をもって侵略を認めるか否かは、今年日本が直面している関門だ。安倍政権がどちらの道を選ぶか、世界は見守っている。>>>詳細へ

(編集LX)

 「人民網日本語版」2015年7月24日


【1】【2】【3】

関連記事

関連特集

コメント

最新コメント

空又 覚造   2015-07-2639.110.85.*
 【歴史問題には恣意的に解釈する余地はない】まことに然り。安倍自民党,「戦争の党」=公明党は反省すべきであり,ポツダム宣言及びカイロ宣言を読み返すべきである。 集団的であれ,個別的であれ,日本は,国際紛争を解決する手段として武力を保持してはならない」,すなわち交戦権は持っていないのである。すなわち自衛隊であれ,他衛隊であれ,他国に脅威を与える武装をしてはならないと考える。 その行く先は,非武装であり,中立的な外交である。どの国にも恥部はある。その恥部を少しずつ是正しながら,等距離外交を重ねつつ,平和な国建設を目指すのが国際的にも認められた「平和国家」である。 その意味で安倍自公民政権の目指す海外での紛争解決政策=集団的自衛権の行使は憲法違反であり,平和なうちに生存する権利を奪うものである。 問題は,生存権,基本的人権を侵すような政権を選んでしまった日本人の選挙行動である。もちろん相応しい政治家がいない,小選挙区がダメということもある。特に小生が痛感しているのは,立候補するのに300万円以上もかかるということである。この額は最低であり,庶民の用意に払える金額ではない。ゆえに金持ちか,世襲の議員しかいなくなる。 他方公明党は創価学会,民主党は労組といった300万円を容易に調達できる組織に依存している。供託金300万円を10万円程度に引き下げることができれば,日本の政治も変わるだろうと,期待する。