国境を越えた通信販売で水上輸送によって日本と韓国からやってきた1千件あまりの直接販売の輸入商品が、7月31日に青島国際陸港で通関手続きを終えた。これにより、山東省即墨市(青島市の県級市)にある青島国際陸港国境を越えた貿易の通信販売産業パークが正式に始動し、青島市や山東半島エリアの国境を越えた通販直接販売事業が大規模化と常態化の新たな発展段階に突入したことになる。
同パークは青島国際陸港の中心エリアにあり、水上輸送による国境を越えた通販の直接販売をめぐる輸入、保税倉庫、コンテナの集荷・配送・保管、定期集中報告などの機能がここに集まる。青島大港税関の関係者は、「水上輸送による国境を越えた通販で直接販売する商品がパークに入ると、国境を越えた通販監督管理倉庫で直接通関手続きを行うことができ、パークにとどまる時間が24時間を超えることはない。国境を越えた商品の通関ペースが最大限加速された」と話す。
即墨市政府の孫明明副市長は、「『水上輸送による国境を越えた通販の直接販売輸入モデル』は一般のネットショッピングに似ており、国内の消費者がネットで海外の商品を注文すると、国内の貨物を買うときと同じように便利に買い物ができる。青島国際陸港国境を越えた貿易の通信販売産業パークが水上輸送による国境を越えた通販の直接販売事業をスタートすると、青島がもつ日韓との距離の近さ、定期便の集中といった強みが存分に発揮され、『水上輸送の価格で、空輸のような効果』を上げられる」と説明する。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年8月6日