2015年8月7日  
 

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明日は立秋 中国各地の立秋の習慣を紹介  (2)

人民網日本語版 2015年08月07日16:09

▽美味しい肉料理を食べて滋養をつける

立秋にはこのほか、美味しい肉料理を食べる「貼秋膘」と呼ばれる習慣もある。三伏(夏の最も暑い時期)の期間は食欲が出ないため、痩せる人も多いが、秋にはその分をどうにかして補い、身体を回復させなければならない。そこで、立秋には美味しい食事、特に肉料理を食べることになる。

この習慣は中国北方で特に盛んだ。例えば北京の伝統家屋・四合院では、立秋には肉の煮物や焼き魚、鶏肉や鴨肉の煮物をよく食べる。紅焼肉(豚の角煮)、豚肉をゆでて冷やしたものを唐辛子醤油で食べる「白切肉」、自家製のタレで煮込んだ豚のもも肉などのほか、肉・カニ肉・瓜などの餡の餃子を食べることもある。

立秋に肉を食べることで、身体に必要な栄養素(脂肪やたんぱく質、微量元素など)を補うことができるだけでなく、抵抗力の向上にもつながる。また、肉を煮込む時に使う様々な調味料(生薬)には、身体の調子を整える様々な効果がある。このため、美味しい肉料理で食欲が満たされると同時に、健康・滋養にも役立つというわけだ。


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