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中国が独自開発した生体認証技術、海外の空港に導入される

人民網日本語版 2015年08月12日14:29

指で装置に触れると、1.34秒で情報の読み取りが完了する。これは指紋認証ではなく、静脈認証だ。新華社が伝えた。

指の静脈認証はエラー発生率が低く、利便性が高いことから、生体認証の新たな「寵児」となっている。静脈認証で世界トップの技術を持つのは、上海で創立してからわずか8年の企業、欧計斯軟件公司だ。

いわゆる静脈認証とは、指の皮の下にある静脈の分布に基づく身分認証だ。同社の許炎総経理によると、同社が開発した同技術のエラー発生率は0.000005%のみで、その他の認証技術をはるかに下回る。

許総経理は、「新たなスマート装置は、よりコンパクトになった」と話した。小型ではあるが大容量で、最大6000件の情報を保存できる。そのためこの誕生からわずか4ヶ月の装置は、国内外で人気商品となっている。日本の空港はこの装置を調達し、従業員の安全管理に用いている。

許総経理は「日本には生体認証の成熟した企業があるが、当社の装置の方が精度が高く、販売価格も日本の装置の半分のみだ。また顧客に合わせてカスタマイズできるので、市場で高いシェアを占めている」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年8月12日

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