今年10月に開催される釜山国際映画祭が20周年を記念し、アジアの映画界から選んだ10本の作品と10人の映画監督を発表。今回の選考対象となったのは、113本の映画作品と106人の監督だった。
中国の賈樟柯(ジャ・ジャンクー)、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)、楊徳昌(エドワード・ヤン)、王家衛(ウォン・カーウァイ)の4人が「アジアの優秀な10人の監督」に選ばれた。日本からは小津安二郎、黒澤明、溝口健二の3人。このほか、イランのアッバス・キアロスタミ、タイのアピチャートポン・ウィーラセータクン、インドのサタジット・レイも選ばれている。
「アジアの優秀な10本の映画」には、中国から賈樟柯の「長江哀歌(ちょうこうエレジー)」と費穆(フェイ・ムー)の「小城之春」が選ばれた。また、「東京物語」「羅生門」「七人の侍」「花様年華」「悲情城市」はじめ、サタジット・レイの「オプー三部作」、韓国からキム・ギヨンの「下女」などが選ばれている。 (提供レコードチャイナ・編集SC)
「人民網日本語版] 2015年8月14日