「北京・天津・河北省、およびその周辺地域の大気汚染対策協力グループ」への取材によると、北京は、天津や河北省、山西省、内蒙古(モンゴル)自治区、山東省、河南省と共同で、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念する軍事パレード開催期間中、大気の質を向上させるための対策を講じることが明らかになった。新華網が報じた。
環境保護部(省)の陳吉寧部長は、「大気の質の向上は、軍事パレードの成功に影響するほか、北京周辺の環境全体の質を改善する良い機会ともなる」と指摘する。
同グループ弁公室の室長を務める、張工・北京副市長によると、今月28日午前0時から9月5日の午前0時にかけて、北京市、天津市、河北省、山西省、内蒙古自治区、山東省、河南省の7省・区・市は、臨時の排出規制を統一して実施し、汚染物質の排出を前年同期比30%以上減らすことを確保する。北京については、40%以上減らす。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月19日